ミニマリスト御用達の財布と言えばアブラサスだが、究極と至高はコレ
ド定番サイフ「アブラサス」を卒業して、究極と至高の財布を手にしよう
ミニマリスト界隈で有名な薄い財布アブラサス。
優れた製品群ですが、ちょっとだけ私の求めている物とは違いました。
- 小銭入れを独立させた分、サイズが大きい
- 薄いんだけど、それでも厚みが気になる
- 魅力的な薄さ。だが、お札が曲がる、あるいは小銭や鍵が入らないのがネック
そこで辿り着いたのが究極と至高の2つのサイフです。
究極のサイフ。それは100均のボタン式小銭入れ。
抜群の収納力
クレカ16枚相当が収まりましたで~。
ま、こんなに詰め込んだら取り出すのも一苦労ですけどね。
普段入れてるモノ↓
- カギ×2(自宅、バイク)
- お札3枚(1万円1枚、千円札2枚)
- カード2枚~5枚(免許証とクレカの2枚は常備。あとは必要に応じてSUICAとか保険証・診察券などを追加している)
このくらいだと適度な隙間があって取り出しやすいです。
極薄で柔軟。なのに丈夫。
購入してから5年以上経ちますが、ほつれも一切なし。
角と金属ボタンの塗装が少し剥げたくらいですね。
小さく柔らかいので、ポッケはもちろん、ウエストポーチやトートバッグの小物用ポケとにシュッと収まります。
圧倒的操作性。ペラペラ素材×ボタン留の競演
ペラペラ素材が功を奏してか、小銭入れにSUICAを入れたままで改札を通過できます。
また、ボタン留めになっているのもナイス。チャックやマジックテープと違い、静かに、片手で開け閉めできます。意図せずボタンが外れたことはありません。
片手で開け閉めどころか、鍵やクレジットカードの取り出しまで片手でできます。
ちょっともう、普通の財布には戻れません。
お値段、至高の財布の580分の1
100円です、はい(税抜)。
至高の財布は「THE WARMTHCRAFTS-MANUFACTURE」のコードバン長財布
こいつぁ芸術品だぜ
革の宝石とも呼ばれるコードバン。
「THE WARMTHCRAFTS-MANUFACTURE」は、そんなコードバンを作る世界的に有名な業者さん(新喜皮革さん)が設立した会社のブランド。
手に取ると、その卓越した技術がすぐにわかります。
あまりにスリムで、折り畳まれてるのに畳まれていないような感触。
真ん中の折り畳み部が薄いからか、広げるとパタンと180度開脚。
…私の使ってる普通の二つ折り財布と全然違う。
見た目もふつくしい。
テカテカとした厚化粧加工をせず、素材の良さをダイレクトに発しております。
ブラックやネイビーも綺麗だったんですが、私はエイジングが楽しめる生成りを選択しました。店員さんが見せてくれた3年間使用した財布の色合いが良い味を出してたんですよね。
水や汗は大敵。すぐに拭き取ろう。
一生モノを手にするなら取り扱いにも気を使いたいものです。
コードバンは水に弱いので、水や汗がついたら速やかに拭き取りましょう。
僕はインクをこぼしたことに気づかずシミができてしまいました。エイジングが進めば味の一つになると思って気にしないことにしましたが、むやみにシミを増やしたくはないものです。
気をつけることは水濡れくらいだと思います。私は特別丁寧に扱ったりはしていませんが気になる傷はないですね。牛革より3倍くらい丈夫らしいです。
お手入れについて気になれば「THE WARMTHCRAFTS-MANUFACTURE」さんに問い合わせもできますし、店舗で尋ねることもできます。
店舗には置いてないかもしれない。よろしい、ならば通販で購入だ。
取り扱い店舗は公式Webサイトのとおり、東京、大阪、福岡。
行ける方は、ぜひ実物を手にとって欲しい。
ただ、私が購入したスマートタイプな長財布は店舗に置いてないかもしれない。
以前購入した梅田の百貨店に最近行ってみたが置いてなかったのだ。
小銭を入れられるチャック付きの長財布は置いてあるから、スリムに特化したこのタイプの長財布は一般受けしないんだろう。さもありなん。小銭を入れられないのは不便と思う人は多いだろう。
ただ、電子決済が普及する今後はもう少し売れると思う。小銭を手にすることって、月に1,2回だぞ私は。
遠方の方は公式Webサイトからどうぞ。
私が購入した時からモデルチェンジしてますね。百貨店で6万6千円だった気がするので若干値下がりしたのかな。直販価格?いずれにせよ安い買い物ではないですが。
私は値段に尻込みしたので、最初はこのブランドの名刺入れを購入しました。で、名刺入れも素晴らしかったので長財布も買い足した次第です。
小銭入れが必要な方は100均とかでゲットしよう。おしゃれに決めるならペローニですぞ。もっとシャレオツに決めるなら小銭はチップにしたり、寄付しちゃいましょ。
日常の究極、魅せの至高
究極の100均小銭入れと、至高のコードバン長財布。
両者は漫画『美味しんぼ』のように対決するものではない。どちらも素晴らしい財布であり、タイトルのとおり、用途に応じて使い分ければよいだけなのだ。
普段使いは究極の100均小銭入れ、ホテルディナーは至高の長財布、といった具合に。
おわりに
以上のことを4年前に書こうとしたけど、書くの苦手~と敬遠しているうちに令和になってもた。
今でもミニマリストとかアブラサスとか流行ってるんだろうか。。ま、いいや。